日英伊が共同開発する次期戦闘機GCAPを筆頭に、日本の航空宇宙防衛は開発需要が拡大局面にある。機体・エンジン・システム統合の各領域でエンジニア採用が活発化している。
航空宇宙は日本の防衛産業の中核をなす分野です。戦闘機・哨戒機・輸送機・ヘリコプター・エンジン・飛翔体まで、多様な装備品が国内メーカーによって開発・製造されています。2022年末に閣議決定された安全保障関連3文書と防衛力整備計画により、2023年度からの5年間で防衛関係費が大幅に増額される方針が示され、航空装備の開発・維持整備の需要が高まっています。
象徴的なプロジェクトが、日本・英国・イタリアが共同で進める次期戦闘機GCAP(Global Combat Air Programme)です。三菱重工業が国内のプライム企業として参画し、2035年の配備を目標に開発が進められています。このほか、川崎重工業のP-1哨戒機・C-2輸送機、IHIの戦闘機用ジェットエンジン、SUBARUのUH-2ヘリコプターや航空機構造など、機体・推進・構造の各分野で継続的な開発・生産が行われています。
航空宇宙分野の技術者には、機械・航空工学の素養に加え、CAD/CAEによる設計、構造・空力・強度の解析、複数システムを束ねるインテグレーション能力が求められます。GCAPのような国際共同開発案件では英語でのコミュニケーションや海外パートナーとの調整力も評価されます。機微技術を扱う職種では、企業により日本国籍要件やセキュリティクリアランス(適性評価)が課される場合があります。
機械・航空工学の基礎と、CAD/CAEを用いた設計・解析の実務経験が中心となります。加えて、構造・空力・推進・システム統合など専門領域のいずれかで強みがあると評価されます。自動車・重機・産業機械など他分野で設計・解析の経験を積んだ人材が、航空宇宙分野へ転じるケースもあります。機微な技術を扱う職種では、企業により国籍要件や適性評価が設けられる場合があります。
GCAPは日本・英国・イタリアの国際共同開発で、三菱重工業が国内プライムとして参画しています。機体設計・推進・アビオニクス・システム統合など幅広い技術領域で開発が進むため、関連する求人は継続的に生まれる見込みです。国際共同開発の性格上、英語力や海外パートナーとの調整経験が活きる場面が多くなります。
航空機そのものの経験がなくても、機械設計・構造解析・電子/制御・品質保証など近接分野の経験があれば応募可能な求人があります。防衛装備は長期の開発・維持整備が続くため、若手からベテランまで幅広い層に機会があります。ドメイン知識は入社後の実務やOJTで習得していくケースが一般的です。
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