富士通はスーパーコンピュータ「富岳」を理化学研究所と共同開発した国内最大級のICT企業。防衛分野では子会社の富士通ディフェンス&ナショナルセキュリティ(FDNS)が、自衛隊の指揮統制システム・通信ネットワーク・サイバーセキュリティを長年支えている。
富士通株式会社は、コンピュータ・ネットワーク・クラウド・半導体からシステムインテグレーションまでを手がける日本を代表するICT企業です。防衛分野では、防衛省・自衛隊向けの情報通信システムを担う中核子会社「富士通ディフェンス&ナショナルセキュリティ株式会社(FDNS)」を中心に事業を展開しており、富士通 防衛 求人の多くはこのグループ会社が窓口となります。
FDNSは、旧・富士通特機システム、旧・富士通ディフェンスシステムエンジニアリング、旧・富士通システム統合研究所が2023年8月1日に統合して発足した会社です。手がける領域は、陸海空各自衛隊の情報を集約して指揮官の意思決定を支援する指揮統制システム、ネットワーク化による電磁波・電子戦の統制、人事給与やサプライチェーンを扱う後方支援システム、人工衛星・スペースデブリ追跡などの宇宙領域、そしてNIST SP800に準拠したセキュアなネットワーク・クラウド基盤やサイバーセキュリティまで多岐にわたります。
また富士通は、理化学研究所と共同開発したスーパーコンピュータ「富岳」(Armベースの独自プロセッサA64FXを採用し、2020年のTOP500で世界1位を獲得)に代表される高性能計算(HPC)技術を持ちます。こうした計算基盤・暗号・ネットワーク技術は民生と安全保障の双方に応用が利くデュアルユース領域であり、富士通 転職を検討するICT・組込み・セキュリティ技術者にとって、防衛という社会基盤を支えるキャリアの選択肢となっています。
自衛隊の指揮通信システムを長年支える国内ICT大手。防衛費増額とサイバー・宇宙・電磁波など新領域の拡大を背景に、指揮統制・ネットワーク・サイバーセキュリティ・HPC分野の採用が継続的に見込まれる。
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防衛産業求人を全部見る →防衛省・自衛隊向けの情報通信システムは、富士通グループの「富士通ディフェンス&ナショナルセキュリティ株式会社(FDNS)」が中核となって担っています。FDNSは、旧・富士通特機システム、旧・富士通ディフェンスシステムエンジニアリング、旧・富士通システム統合研究所が2023年8月1日に統合して発足した会社で、指揮統制システムの開発から防衛関連の電子機器・情報通信システムの維持・サポートまでを一貫して手がけています。富士通 防衛 求人を探す際は、富士通本体と合わせてFDNSの採用も確認するとよいでしょう。
主な職種は、指揮統制システムのシステムエンジニア、通信・ネットワークエンジニア、サイバーセキュリティエンジニア、組込み・ハードウェア開発(ボード/FPGA/無線機器等)などです。求められるスキルは職種により異なりますが、ソフトウェア開発、ネットワーク設計、セキュリティ(NIST SP800など)、組込み開発の経験が活かせます。なお防衛関連業務は、職務内容によって日本国籍要件や情報保全上の制約が設けられる場合があるため、募集要項の条件を確認することが大切です。
「富岳」自体は理化学研究所が運用する科学技術計算向けのスーパーコンピュータで、富士通が共同開発を担いました。富岳そのものが防衛用途というわけではありませんが、そこで培われた高性能計算(HPC)・独自プロセッサ・ネットワーク・省電力といった技術は、シミュレーションや大規模データ解析など安全保障分野にも応用が利くデュアルユース技術です。HPCやプロセッサ、暗号・ネットワークの技術に関心がある方にとって、富士通は民生と防衛の両面で技術を活かせる環境といえます。
富士通・FDNSの防衛関連の求人は、ITシステム開発・ネットワーク・組込み・セキュリティといった一般的なICTの実務経験を土台とするものが多く、防衛ドメインの知識は入社後に習得していくケースが一般的です。民間のシステムインテグレーションや通信インフラ、セキュリティの経験を持つエンジニアが、社会基盤を支える防衛分野へキャリアチェンジする例もあります。詳細な応募資格は各求人の募集要項で確認してください。
FDNSは、自衛隊が利用する大規模なサーバー・ネットワークプラットフォームや、NIST SP800に準拠したセキュアな基盤の構築・運用を手がけており、暗号化技術やネットワーク防護、組織・利用者・ネットワークを管理する製品、情報分類・ラベリング、SBOM(ソフトウェア部品表)管理、偽情報分析などのソリューションを提供しています。国家レベルの重要インフラを守る領域であるため、堅牢性・信頼性・情報保全を重視した設計・運用の経験が積める点が特徴です。